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令和5年1月13日に秋田県北秋田市で開催された「第16回全国どぶろく研究大会in北秋田」に行ってきました。
全国どぶろく研究大会は、年1回程度、どぶろく特区の関係者が集まり情報交換をしています。また「どぶろくコンテスト」も行い、品質・技術の向上に努めています。
大会では、15時30分から講演・パネルディスカッションがあり、各地のどぶろくの製造者の様子などの情報提供がありました。
その後18時から、試飲会・交流会が行われました。
当日、朝早く出発したこともあり、早くゆっくりとお酒をいただきたいな、と思っていましたので、ようやくその時間になりました。テーブルには北秋田市のどぶろく「マタギの夢」があり、それをいただきました。また地元の仕出し屋さんの折詰料理に、きりたんぽ鍋、いぶりがっこなどもいただきました。美味しかったので、たくさんいただきました。会場の真ん中に、全国のどぶろく製造者が作ったどぶろくが並べられていて、それも少しずつ試飲しました。80種類ほどありますので、とても全部飲み比べする訳にはいきませんでしたが、いくつか試飲して、色々な味を楽しむことができました。
飲んだり、食べたり、話したりに集中していましたが、ステージでは、「どぶろくコンテスト」の審査結果の発表が始まりました。2部門、淡麗の部と濃芳醇の部とあり、先に淡麗の部の発表がありました。私の所のどぶろくは、濃芳醇の部に出品しましたので、気楽に聞いていました。入賞、優秀賞、最優秀賞と発表があり、優秀賞と、最優秀賞の方は、壇上で表彰されていました。次に濃芳醇の部の発表があり、入賞に入ればいいかなと思っていましたが、がっかり、呼ばれませんでした。さて、気を取り直して飲むかと、どぶろくをいただいていましたら、「おい、呼ばれているぞ」ということで、優秀賞のところで、呼ばれました。壇上で、実行委員長さんから賞状をいただいて、コメントを求められたりと、貴重な体験をさせていただきました。
約150人の方が集まった全国どぶろく研究大会でしたが、企画・運営をされた北秋田市の実行委員会の方は、様々な準備など大変だったと思います。感謝いたします。
今回は行けませんでしたが、北秋田市の打当(うっとう)温泉「マタギの湯」や、クマ牧場「くまくま園」にも機会を見つけて、行ってみたいなと思いました。
「G20サミット」交通規制のため、大阪府、兵庫県(芦屋市、尼崎市、伊丹市、西宮市)あての商品のお届けに遅れなどが生じます。
大阪府、兵庫県(芦屋市、尼崎市、伊丹市、西宮市) あての商品のお届けですが
(1) 6月27日(木)から7月2日(火)のまでの間は、お届け日、お届け時間帯の指定ができません。
(2) クール便の商品は、新潟からの発送が6月26日(水)から29日(土)まで、できません。6月30日(日)からの発送になります。そのため、早くて7月1日(月)のお届けとなります。ただし、7月2日(火)まで、お届け日指定ができませんので、7月2日(火)以降のお届けになる可能性もあります。
はちみつの結晶化はどうして起きるのか?
ひとことで言うと「はちみつの主要な成分のブドウ糖が、低温になると水分に溶けきれず、結晶になってしまうから」です。
私の店には、はちみつが並んでいますが、冬になると結晶化するものが、多くなってきます。
花の種類によって結晶化するもの、しにくいものとありますが、どうしてなんでしょうか?
調べてみました。
はちみつとは?
そもそも「はちみつ」とは、なんなのでしょうか?どうして、ミツバチは、はちみつを集めているのでしょうか?
正解は、子供のため、若い世代のため、といった感じでしょうか。巣の中には、子供や若い蜂がいますが、蜜をとってくることができません。そこで、大人の蜂が外へ出て、せっせと花の蜜を集めてきます。1匹の蜂で1回、概ね最大で0.04gの花の蜜を運ぶそうです。これらが「はちみつ」になって子供たちのエサになり、また花の咲かない冬には、大人のエサにもなります。
はちみつのでき方
巣に帰ってきた大人の蜂は、若い蜂にこの花の蜜を口移しで渡します。巣の中で働く若い蜂は、この花の蜜を広げたり、小分けにしたり、羽であおいだりして、乾燥・濃縮をさせます。はじめ花の蜜の糖濃度は40%以下ですが、概ね糖濃度が80%(水分20%以下)になれば、保存が効く状態になります。また、蜂の体内に吸われた際に、転化酵素が加わって、ショ糖(砂糖)の水溶液だった花の蜜は、分解されてブドウ糖と果糖の水溶液になります。
ブドウ糖と果糖
はちみつは、簡単に言うと、ブドウ糖と果糖と水が主要な成分となっています。
このうち果糖は、水によく溶けます。20℃で100gの水に300g以上溶けます。
しかし、ブドウ糖は、水にあまり溶けません。20℃で100gの水に88g程度しか溶けません。
温度が下がると、もっと溶ける量が少なくなります。
比較的、結晶化しにくい(ブドウ糖が少ない)と言われる、アカシアのハチミツでもブドウ糖が全体の約30%含まれています。はちみつは、ブドウ糖、果糖、水、その他(酵素、ビタミン、ミネラル)を含む物質なので、単純に水に対するブドウ糖の溶解度という観点だけでは、比較できないかもしれませんが、水分が20%以下のハチミツでは、結晶化が起きても不思議ではありません。ブドウ糖と果糖の比率は、蜜源の花によって違うため、ブドウ糖の比率が高いものは、どうしても結晶化しやすくなります。
蜂の巣の温度
蜂は昆虫で、変温動物ですので、ある程度の温度がないと活動できないと思いますが、蜂の巣の中の温度もやはり30度以上あるそうです。なので、おそらく巣の中では、結晶化することは無いと思われます。
はちみつは、寒くなると結晶化することがありますが、これは、はちみつの成分から言えば、当たり前の現象だということが分かりました。容器ごと湯せんしていただければ、元に戻ります。だた、酵素やビタミンの中には、熱に弱いものがあるので、なるべく60℃以下の温度でゆっくり溶かしてもらった方がよいそうです。
参考文献 「ハチミツの百科」渡辺 孝著 真珠書院
だんだん暑い日が増えてきましたね、いよいよビールの季節!!ですが、どぶろくも忘れないで下さいね。
東京都渋谷区幡ヶ谷のあーとカフェ笹峯ぎゃらりさんでは
6月10日土曜日の午後6時から8時まで
どぶろくと鯨汁を楽しむ会をされるそうです。
私は、新潟歴20年以上なので、どぶろくも鯨汁も大好きです。
東京の人にはちょっと馴染みがないかもしれませんが、新潟県上越市安塚区産のどぶろくが飲める機会です、是非いかがでしょうか。
会費5000円(税込)、京王線 幡ヶ谷駅のそば だそうです。お申込み・詳細は、あーとカフェ笹峯ぎゃらりさんまでお願いします。
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